道徳教育や人権教育に対する配慮
互いの人権を尊重し合うこと,つまり「自分の大切さとともに他の人の大切さを認めること」は,人権教育の理念でもあります。教科書で取り上げている楽曲の歌詞の内容や写真については,道徳教育や人権教育の観点に立って,十分に吟味して選んでいます。生徒たちが自分自身のよさや可能性を認識して個性を生かしながら,多様な他者を価値ある存在として尊重し,協働していくことができるよう配慮しました。
様々な工夫で学びを支えます
教育芸術社では,全ての生徒にとって使いやすい教科書を目指しています。「音」を扱う教科ならではの工夫,そして音や音楽で表現するための工夫や配慮についてご紹介します。
ICT機器を使って動画や音声などの情報を視聴,閲覧
紙,印刷,製本の工夫
目に優しく破れにくい高品質な紙。発色がよく,楽譜の黒色が光らない美しい印刷。繰り返し使用しても崩れず,机や譜面台で開きやすい製本。教科書の内容だけでなく,製作面においても細部まで工夫して作られた教科書です。
ユニバーサルデザイン(UD)への配慮
UDフォントを全体の約9割以上で使用。タイトルや文章だけでなく,楽譜中の歌詞にも使用することで,可読性,可視性が高まり,より学習しやすい教科書になりました。
特別支援教育の視点にたった配慮
歌詞を写真中に入れるときには,無地の部分に配置したり白文字を使用したりすることで,誰もが分かりやすい紙面を目指しました。全体にレイアウトや囲みの形を工夫し,視認性の高い紙面構成となっています。