36ページ 滝 廉太郎について
滝 廉太郎(1879〜1903)
日本で西洋音楽がさかんになり始めた明治時代に、作品を残した作曲家です。
東京で生まれ、父親の仕事の関係で各地を転々としたあと、大分県で少年時代を過ごします。
東京音楽学校(現在の東京芸術大学)でピアノを学び、さらにピアノと作曲の勉強のためにドイツへ留学しました。
しかしその数か月後、病にたおれ、翌年には帰国します。
その後、回復することなく、23歳と10か月という若さでなくなりました。
「お正月」、「花」、「箱根八里」、「荒城の月」などの歌は、今でも多くの人々に親しまれています。