13ページ 組歌「四季」について 組歌「四季」は,1900年(明治33年)に出版された歌曲集で,「花」(当初は「花盛(はなざか)り」だった),「納涼(のうりょう)」,「月」,「雪」の4曲からなる。 滝 廉太郎(たきれんたろう)はその序文において,日本語の詩による,芸術的に高度な曲の必要性を訴(うった)えている。