44ページ 三味線:杵屋栄⼋郎さん
杵屋栄⼋郎さん(⻑唄三味線⽅)
1967年東京生まれ。幼少時から三味線に親しみ、1974年より杵屋栄敏郎師に師事。1980年に二代目杵屋栄八郎の名を許される。早くから天才としてその名を知られ、学生の頃より学業のかたわら歌舞伎公演などに出演、本格的に舞台活動を始める。東京藝術大学別科課程修了。
文化庁主催の中国公演、愛知万博、「ジャポニスム2018」などに出演、歌舞伎座や国立劇場で行われる日本舞踊、歌舞伎公演を中心に活躍している。とりわけ多くの舞踊家から全幅の信頼を得ており、日本舞踊協会公演では立三味線として活躍、絶大な人気を誇る。音色のよさに定評がある。