バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、関西フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者、アンサンブル・ジェネシス音楽監督。指揮者として読売日本交響楽、NHK交響楽団等と共演するほか、22年4月にドイツ・ハンブルク交響楽団、23年3月にオランダ・バッハ協会に客演。25年1月にBCJヨーロッパ公演にて自身の補筆校訂版によるモーツァルト《レクイエム》をパリ、マドリッドなど7都市で指揮。鈴木優人プロデュース・BCJオペラシリーズにおけるモンテヴェルディ:歌劇《ポッペアの戴冠》(2017)、ヘンデル:歌劇《リナルド》(2020/第19回佐川吉男音楽賞受賞)、歌劇《ジュリオ・チェーザレ》(2023)では、バロック・オペラの新機軸を打ち出した。2022年5月のグルック:歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》(勅使川原三郎新演出)で新国立劇場に指揮者として初登場。24年2月にORCHARD PRODUCE 2024にて鈴木優人&バッハ・コレギウム・ジャパン×千住博 モーツァルト《魔笛》を上演。本年2月には第2弾として杉本博司とのコラボレーションによるモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》が予定されている。NHK-FM「古楽の楽しみ」にレギュラー出演するほか、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」などメディア出演も多い。録音はBCJとのJ. S. バッハのチェンバロ協奏曲集(BIS)、タメスティとのデュオ(Harmonia Mundi)の他、今年3月にはJ. S. バッハの平均律第1巻(BIS)をリリース。作曲、編曲はもとより、バッハの消失楽章の復元も多数手がける。ブルーノート東京にも定期的に出演するなど、その活動に垣根はなく、各方面から大きな期待が寄せられている。東京藝術大学卒業及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞、第29回(2021年度)渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー。九州大学客員教授。
(2025年1月現在)