令和2年度版(2020年度版)
小学校音楽教科書のご案内

ユニバーサルデザインに向けた取り組み


色覚特性をはじめとして,様々な状態にある子どもたちが,等しく学習を進めることができるような教科書を目指して,編集や紙面づくりに取り組んでいます。


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教科書の紙面づくりを進める過程では,専門家の方々の校閲や助言を踏まえながら, 子どもたちが使いやすいように細心の注意を払いました。 とりわけ,学習を進めるうえで大切な文章や楽譜などの情報にしっかりと注目するこ とができるように工夫しています。例えば,視覚的な情報を一度にたくさん処理するこ とが困難な子どもたちへの配慮として,優しい色調のイラストや,白を基調とするすっ きりしたデザインを採用しています。

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ご協力いただいた方々

特別支援教育に関する校閲
帝京平成大学 教授 田中良広 先生
前国立特別支援教育総合研究所
総括研究員 江田良市 先生

デジタル教科書における工夫

学習者用デジタル教科書には,特別な配慮 を必要とする児童の学習上の困難を低減する ために,読み上げ機能や白黒反転表示機能, 総ルビ機能が付いています。(内容解説資料 p.58 参照)


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色彩を豊かに用いると,学習への興味が増し,学習理解の効果も上がります。しかし,色の感じ方には子どもたちの感性や経験の差による大きな違いがあり,身体的な特性にも個人差があります。つまり,色彩豊かなデザインが全ての子どもたちにとって必ずしも効果的であるとは言えません。そこで私たちは,先天色覚異常(いわゆる色盲・色弱)をもつ方々の助言を受けながら編集作業を進め,色覚特性の違いが学習内容の理解に影響を与えないよう配慮しました。

全ての子どもたちにとって使いやすく学びやすい教材となるよう,また,誰もが違和感を抱かない色彩になるよう,紙面デザインには繊細な工夫を施しています。

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ご協力いただいた方々

色彩デザインに関する助言
色覚問題研究グループぱすてる